概要

ごあいさつ (宮城県障がい者福祉協会 会長 森正義)

肢体不自由児協会事業を引き受ける

わたしたちの法人は、2年前、社会福祉法人設立60周年を機に、「障がい児から高齢障がい者」までの事業展開を目指すことを宣明し、令和2年4月から、肢体不自由児協会事業を引き受けることになりました。
昭和31年に設立された宮城県肢体不自由児協会(宮肢協)は、令和2年4月1日をもって一般財団法人を解散いたしました。宮肢協と当法人とは密接な関係があり、宮肢協事業の重要性に鑑み、実施事業の受け皿となることをお引き受けすることになりました。
わたしたちの団体は、障がい当事者団体としては、72年の歴史があります。一方、宮肢協は、64年の歴史です。8年兄貴分の団体として、面倒を見ることになります。
諸団体の統廃合や解散は、長い歴史の中では、残念ながら、覚悟しなければならないことであり、団体の存亡は、福祉制度の変遷によって左右され、盛衰の要因が内包されていたりするものです。
これまで関わって来られた方々、そして、これから関わる方々のご理解とご協力を得ながら、この事業を支えていただければと願います。